ABB 赤外・近赤外分光計 FT-IR MB3000 / FT-NIR MB3600
ABB社は40年以上にわたるFT-IR分光計一筋に装置開発を追求してきました。
その定評のあるインターフェロメーター(干渉計)は世界各国のスペースプロジェクトに参画し、日本のGOSAT(温室効果ガス観測衛星)プロジェクトにも採用されています。
これらの技術の集積から安定性のある干渉計を更に小型化し、FT-IR/FT-NIR装置MB3000/3600分光計に継承されました。
その定評のあるインターフェロメーター(干渉計)は世界各国のスペースプロジェクトに参画し、日本のGOSAT(温室効果ガス観測衛星)プロジェクトにも採用されています。
これらの技術の集積から安定性のある干渉計を更に小型化し、FT-IR/FT-NIR装置MB3000/3600分光計に継承されました。
HORIZON MBTM
FTIR Software
MB3000シリーズに新たに搭載されたHORIZON MB FTIRソフトウェアはデータ処理から分析結果のマネージメントまでを容易に行います。
必要に応じてデータフォーマットの選択、動作環境を構成し目的ごとの異なったタイプの仕事にカスタマイズされたメソッド作成ができます。
オプションソフトは多くのデータの入手・転送作業におけるデータの変換に強みを発揮します。
ソフトウェアパッケージには次のようなものが用意されています。
オプションソフトは多くのデータの入手・転送作業におけるデータの変換に強みを発揮します。
ソフトウェアパッケージには次のようなものが用意されています。
装置仕様 | FT-IR MB3000 | FT-NIR MB3600 | |
---|---|---|---|
分光計 | 波数範囲 | 3,700~15,000cm-1(DTGS) | |
485~8,500cm-1 | 3,700~12,000cm-1(InAs) | ||
3,900~11,000cm-1(InGaAs) | |||
分解能 | 0.7cm-1 | ||
アポダイズ分解能 | 1~64cm-1(2の倍数ステップで設定) | ||
S/N比 | 100,000:1(DTGSの場合) | ||
50,000:1(RMS, 60sec, 4cm-1) | 500,000:1(InAsの場合) | ||
600,000:1(InGaAsの場合) | |||
シグナルサンプリング | 24bit ADC | ||
周波数再現性 | <0.001cm-1(@1,918cm-1) | <0.006cm-1(@7,300cm-1) | |
周波数精度 | <0.06cm-1(@1,918cm-1) | <0.06cm-1(@7,300cm-1) | |
吸光数再現性 | <0.002AU@トルエン | ||
ソフトウェアOS | Windows 7 | ||
光学系 | ビームスプリッタ | ZnSe(潮解性なし) | |
インターフェロメータ | ダブルピボット方式マイケルソン(特許) | ||
パージの有無 | パージ可能 | ||
光源寿命予測 | 10年クォーツハロゲン(含安定回路) 10年セラミックグローバ(含安定回路) | ||
波数校正用レーザ | 固定レーザ使用(定期メンテナンス不要) | ||
検出器 | DTGS | DTGS(オプションInAs, InGaAs) | |
試料室サイズ | オープン(Arid-Zone), 20×14×8.7cm(ビーム高) | ||
データ通信 | Ethernet 10/100Mbps | ||
装置環境 | 寸法・重量 | 43.5(W)×28(D)×37cm(H) 24Kg | |
電源・消費電力 | 100~240V 50/60Hz 65W | ||
操作温度・操作湿度 | 10~35℃ 5~80%(結露なし) |