共焦点ラマン分光装置 STR series

赤外分光装置では測定困難な『水溶液』『容器内中サンプル』『 1μm以下の空間分解能』に対し、これらの解析が可能なラマン分光装置を用いることにより、ガラスアンプル内の水溶液中溶解物質や結晶等の固体、ガスなど種々サンプルの微小部が分析できます。ラマン分光測定においてはサンプルの前処理が不要で簡便ですが、種々自動化(自動励起波長切替機構、自動焦点調節、自動XYZマッピングなど)に対応することで、測定をさらに簡易化できます。

組合せ自由自在

共焦点ラマン顕微鏡、リモートラマンプローブなどのサンプリングユニットと励起レーザー、冷却CCDカメラ付分光器との接続に光ファイバ゙を採用しました。各ハードウェア組合せが多様となり、かつ、ミラー転送式とは異なりレーザー光が空間中を通過しないため安全です。

励起レーザー多波長自動切換え機構

励起レーザー波長自動切換え機構を用意しております(オプション)。
例:UV 325nm、Vis 488, 514.5nm、Near-IR 785nm など

共焦点ラマン光学系

共焦点光学系を採用しました。
 面内分解能 <1μm
 深さ分解能 <2μm
ほかに、オプションとして高速マッピング用のLI(ライン・イルミネーション)やWAI(ワイド・エリア・イルミネーション)などもご提供しております。

オプション

上記以外にも、電動XYZステージ(自動焦点調節、自動XYZマッピングに対応)、冷却加熱ステージ(液体N2~600/1500℃)、 液体Heクライオスタット、4K冷凍機、DAC(ダイヤモンドアンビルセル)など多彩なオプションをご提供しております。