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結晶多形高速スクリーニング用 ラマン分光装置 STR-HTS(特許4674910)

STRSeries-HTS 結晶多形高速スクリーニング゙用ラマン分光装置は、医薬品開発工程で生じる結晶多形のX線回折(XRD)を補完する高速自動判定装置です。マルチウェルプレート内の結晶粒子を高速画像処理により自動検出。検出した結晶粒子にレーザー光を照射し、ラマン分光法を用いて多形判定を行います。ウェルの中心に試料がなくても自動検出が可能なため、効率的な判定が可能です。

自動多形判定(特許取得済み)

CCDカメラ画像から結晶を自動検出し、高倍率にてラマン分光測定を行います。マルチウエルプレートに対応し、ラマンデータライブラリを用いた定性分析や、多変量解析を用いた結晶多形判定を自動で行います。

励起レーザー多波長自動切換え機構

オプションで励起レーザー波長自動切換え機構を用意しております。
(UV 325nm、Vis 488, 514.5nm、Near-IR 785nmなど)励起波長の切り替えが容易に行えます。

共焦点ラマン光学系

ラマン顕微鏡、リモートラマンプローブともに共焦点光学系を採用しております。
 面内分解能 < 1μm
 深さ分解能 < 2μm
オプションで、WAI(ワイド・エリア・イルミネーション)機構をご提供しております。

様々なオプションを用意

Auto Focus、Auto Mappingに対応した電動XYZステージ、液体N2~600℃、1500℃冷却加熱ステージ、液体Heクライオスタット、4K冷凍機、DAC(ダイヤモンドアンビルセル)など多彩なオプションをご提供いたします。

表
サンプリング部 96ウェルプレート式
共焦点ラマン顕微鏡部 電動落射/透過用ハロゲン光源切替
電動レボルバ付対物レンズ ×5,×10, ×20,×50(×100)
ラマン用光学系(1波長励起標準)
カラーCCDカメラ、XYZ電動ステージ、オートフォーカス機構、インターロック機構付レーザー遮光用カバー(ClassⅠ)
※ 光学顕微鏡自動化アップグレードが可能です。
(MS-UPG落射照明、対物レンズ切替、透過光用シャッター制御)
励起レーザー 標準:532nm半導体レーザー
オプション:488/514.5nm Arレーザー、633nm Heレーザー、
      785nm半導体レーザーなど選択可能
      励起レーザー自動切替光学系Autoλ-Xもご用意できます。
ラマン分光部 ●イメージング分光器 電動式グレーティング(標準3枚)
 例:2400g,1200g,600g、分解能 1cm-1 
 ●冷却CCDカメラ 電子冷却式(–65℃)、1024×128画素(26μm角)、
  BV型、USB接続。
データ解析部
  • データ収集ソフト STR-Rman
  • 画像自動検出ソフト AutoFind
  • ラマン自動測定定ソフト AutoMap
  • ラマンデータライブラリ RamanLib

図

本製品をご利用の際には取扱説明書をよくお読みの上、正しくご利用ください。